人間力という言葉を皆さんは聞いたことがあるでしょうか。
ビジネスの世界ではよく「人間力を高めよう」だとか「リーダーには人間力が必要」などと言われたりすることが多くなってきました。
では、この「人間力」とは一体どういう力のことなんでしょうか。
この記事では、人間力の言葉に含まれる意味を分解して人間力とはこういう力であると解説していこうと思います。
言葉の持つ意味
人間力という言葉を使う時、人はどういうイメージを持ちながらこの言葉を使うのでしょうか。
大きな意味を考えると
「それぞれの時代を最適に生きていくための能力」と
捉えることが出来ます。
それぞれの時代ということがポイントで、それこそ原始時代であれば食べ物を得て、雨風をしのいで、外敵から命を守ることが出来る人が人間力が高かったと考えられます。
それから時代が絶え間なく変化していき、戦国時代では人同士が殺し合う環境の中で生き残っていく能力が人間力であったかもしれません。
現代では人が生きていく上で大きく関わりある環境は
- 仕事
- 人間関係
- お金
この3つに支配されています。この3つの環境を上手く使いこなしていく能力こそが現代社会で最適に生きていくために必要な能力と言えるかもしれません。
それが現代で使われている「人間力」という言葉の持つ意味と考えることができます。
3つの環境を上手く使いこなすには
自分の周りの環境をいくら自分の都合がいいように変えようと思っても、上手くいくはずがありません。それは3つの環境は世界観になっているからです。
お金のない環境を作ることが出来るでしょうか。
仕事をしないで生きていくことが出来るでしょうか。
自分しかいない世界を作ることが出来るでしょうか。
すべて無理です。
ならば最適に生きていくにはこの3つの環境に合うように自分を変えていくしかないということです。
より最適に生きていくための方法として「人間力」を高めようということが昨今でよく言われるようになってきました。
3つの環境を上手く使いこなしていくためには人間力を高める必要があるということです。
現代における人間力とは何か
では、現代社会における人間力とは一体どういう能力の事を言うのでしょうか。
人間が持っている能力で一番大切なものは
「心」
です。
心があるから人として生きていくことが出来ます。
ですから現代における人間力とは心の考え方を指しています。
私が考える人間力とは次の4つの心です
- 感謝の心
- 至誠の心(真心)
- 素直な心
- 謙虚な心
以上4つの心が「人間力」と言われているものだと私は考えています。
この4つの心、考え方を高めていけば人間力が高まり、現代社会をより最適に生きていくことが出来ると私は考えています。
この4つの心についてはそれぞれを別記事にして書いていこうと思っています。
すでに素直な心については下の記事で書いてあります。読んでみてください。
そのほかの3つの心についてはこれから随時書いていきたいと思います。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント